生理の悩みを早く終わらせよう【子宮を温める食べ物・飲み物】

公開日 2021-12-13 更新日 2021-12-13

「生理不順や不正出血がある」
「ダラダラ続く生理が憂うつ……」
「生理痛や生理に伴う不調を早く終わらせたい……」

そんな悩みを抱える方も多いはず。生理がなかなか終わらないなど、生理に伴う不調の原因は、「血行の悪さ」にあるかもしれません。
体を温め血行をよくすることができれば、生理に伴う悩みの解消に役立ちます。

そこでこの記事では、食事から血行をよくするための方法として、体を温める効果があるとされるおすすめの食べ物をご紹介します。
生理に伴う不調や冷えが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

生理中におすすめの体を温める食べ物3種

食べ物のなかには、体を温めたり血行をよくしたりする効果をもつものがあります。そうした食べ物を意識的に取り入れることで、冷えを予防し、体の内側から不調の改善をめざせますよ。 

以下に、体を温める代表的な食べ物を3種類ご紹介します。

発酵食品

納豆画像

発酵食品には体の代謝をよくする酵素が含まれているため、代謝アップによって体を温める効果が期待できます。

おすすめの発酵食品 味噌、納豆、甘酒、キムチ

これらの発酵食品は温かい状態でとると、より体を温める効果がアップします。

例えば、毎朝、味噌汁をとるようにすると、朝から体温が上がりやすくなり1日の体温アップの要になります。
納豆も、ご飯にかけて食べるほか、納豆汁にすると味噌とダブルの効果が期待できますね。

キムチはキムチ鍋にして味噌を少し加えると、より酵素を多くとれるほか、コクもアップしますよ。

根菜類

根菜画像

根菜類などの土の下で育つ野菜には、体を温める効果があるとされています。
理由としては、血流促進や熱を生み出すために必須なビタミンやミネラルが多く含まれるためだといわれています。

根菜類に多く含まれるビタミンEには血行を促進する作用があり、ビタミンCは血液のもとになる鉄の吸収を助ける働きがあります。そのため、根菜類を食べると血行がよくなり、血液が増えることで体が温まるのです。

また、ミネラルはタンパク質が体内で活用されるために必要な栄養素。熱を生み出すためにはタンパク質の活用が必須のため、タンパク質と一緒に根菜類からミネラルをとることで体温を高められます。

ただし、根菜類のなかには生のままではかえって体を冷やしてしまうものもあります。そうした野菜は、なるべく加熱してとるといいでしょう。

生でも効果のある根菜類 生姜、にんじん、かぶ、長いも
加熱して摂りたい根菜類 大根、ごぼう、れんこん、たまねぎ、ねぎ

これらの野菜はスープにしてとるのがおすすめです。味噌汁にすれば、酵素のパワーでより体を温められるでしょう。

スパイス類

スパイス画像

体を温める食べ物としては、スパイス類もおすすめです。以下は、血行促進・体を温める効果が高いとされるスパイスです。

体を温めるスパイス シナモン、唐辛子、ナツメグ、ターメリック、ジンジャー(生姜)、ガーリック

スパイスというと、カレーを思い浮かべますよね。
本格的なカレーほどスパイスも多く使われるため、血行促進・体温アップへの効果が期待できます。しかし、なかにはカレーだとカロリーが気になる方もいるかもしれません。

そこで、カロリーを気にせず手軽に取り入れる方法として、スープにスパイスをプラスするのがおすすめ。コンソメベースのスープなら、カレー粉やスパイス類もよく合います。

スープに根菜類をたくさん入れれば、より体がポカポカになりますよ。

体を温めるおすすめの飲み物

ティー画像

次に、体を温めるおすすめの飲み物をご紹介します。普段とる水分を温かい飲み物からとるようにすると、体温が高い状態を1日中維持できますよ。

ショウガ湯・ショウガ紅茶

体を温める飲み物としては、ショウガ湯やショウガ紅茶が特におすすめです。

生姜に含まれるショウガオールという成分には、燃焼効果を高めて体温を上げる効果があります。加熱することで成分が増すため、温かい飲み物としてとるにはぴったりですね。

なお、ショウガ湯やショウガ紅茶に甘さを加えるときには、白砂糖よりもてんさい糖オリゴ糖を使うことをおすすめします。

白砂糖は体を冷やすとされ、てんさい糖は他の砂糖と比べて体を温める効果が期待できるといわれています。
飲み物だけでなく、普段の料理にもてんさい糖を使えるといいですね。

ココア、黒豆茶

ポリフェノールが含まれるココアや黒豆茶も、体を温める効果が期待できます。
ポリフェノールには血管拡張作用があるため、血流がよくなり体温が上がりやすくなるのです。

ただし、白砂糖の入った甘いココアはなるべく避け、甘さはてんさい糖やオリゴ糖で加えるといいでしょう。

豆乳甘酒

豆乳と甘酒で作る豆乳甘酒は、体温アップのほかホルモンバランスの調整にも役立つおすすめの飲み物です。

甘酒は発酵食品のため、体を温める効果大。

<豆乳米麹甘酒のつくりかた>

  • 米麹甘酒……125ml
  • 無調整豆乳……50ml

甘酒には天然の甘味があるため、砂糖を加える必要もなし。優しい甘さで体も心も温まりますよ。
1日1杯を目安に、ぜひ毎日のリラックスタイムに取り入れてみてください。

血行をよくするには水分補給も大切

血行の改善には適度な水分補給もかかせません。

血液は酸素や栄養を全身に届けるとともに、老廃物を回収するはたらきを担っています。しかし、体の水分量が不足してしまうと全身の血液の流れが悪くなり、子宮の機能にも影響を与えてしまうのです。

厚生労働省によると、1日に必要な水分量は2.5リットル。これは成人男性の場合ですが、女性の場合でも1日2リットル程度は必要です。

水分をとるときは体を冷やさないよう、常温の水や先ほどご紹介した温かい飲み物などからとるようにしてくださいね。

まとめ

子宮の機能を正常に保つためには血行をよくすることが重要です。

体全体の血行をよくするためには、次の3つを意識してみてください。

  • 体を温める食べ物をとること
  • 温かい食べ物や飲み物をとること
  • 水分をしっかりとること

生理を早く終わらせたい方、生理の不調から早く解放されたい方は、食生活をぜひ見直して体を温める食べ物を取り入れてみてくださいね。

体を内側から温めて血行を改善し、生理に伴う不調を解消していきましょう!

参考

冷え性対策!本当に体を温める食べ物・飲み物を見分けるコツ|【ココカラクラブ】ドラッグストアのココカラファイン
管理栄養士オススメ!体の中からポカポカ 冷え性対策! « welpark 株式会社ウェルパーク
水分補給と血液の関係 水分補給で血液にもよい効果がある? | 水と健康の情報メディア|トリム・ミズラボ - 日本トリム

関連アイテム

関連アイテム

病院検索

からだの悩みやピルについて、
病院に相談してみましょう

STEP1
STEP2

取り扱いで絞り込む

病院の特徴から絞り込む

病院の特徴から探す

エリアから病院を探す