子宮の動きをよくする方法5つ|ダラダラ生理も早く終わるかも

公開日 2021-12-17 更新日 2021-12-17

「生理痛から早く解放されたい」
「子宮の動きが悪い気がする……」
「生理に伴う不調を改善したい」

そんな悩みを抱える女性は多いのではないでしょうか。
生理がダラダラ続く、生理不順があるといった症状がある場合、血行の悪さによって子宮機能が低下してしまっているのかもしれません。 子宮機能を正常に保つためには、体を温め血行をよくすることが大切です。 子宮の血行がよくなれば、ダラダラ続く生理も早く終わらせられるかもしれません。

そこでこの記事では、毎日の習慣に取り入れたい「血行をよくする方法」をご紹介します。生理に伴う不調が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

血行をよくする方法5つ

まずは、血行をよくするための方法を5つご紹介します。すぐに取り入れられる方法を紹介しますので、ぜひ意識して取り入れてくださいね。

なるべく体を動かす(運動をする)

運動イメージ画像

血行をよくするために、運動はかかせません。毎日ちょっとした運動を続けるだけで、血行改善への効果はかなり期待できます。
運動というと、どうしてもキツイ運動をイメージしがちですが、血行改善のためにはキツイ運動でなくても十分効果があります。

まずは、なるべく歩くことや、階段を使うことを意識しましょう。簡単にできる運動としては、立った姿勢でつま先立ちになり、かかとを上げ下げする運動がおすすめです。
理由として、血行改善に重要とされるふくらはぎの筋肉を刺激できるためです。 心臓から遠い位置にあるふくらはぎの筋肉はポンプのように血液を送り出すため、第2の心臓といわれることも。歩いたり、階段を使ったり、つま先立ちをしたりすることでふくらはぎの筋肉を刺激でき、効果的に血行をよくできます。
また、筋肉は使わないと凝り固まってしまい血行が悪くなるので、寝る前にストレッチをするだけでも血行をよくできますよ。

生理前でも毎日湯船につかる

入浴イメージ画像

血行をよくするには、毎日湯船につかる方法が簡単で効果的。できれば生理中もしっかり湯船につかりましょう。
リラックス効果も高く、睡眠の質も高まるので、ホルモンバランスの改善にも役立ちますよ。

入浴をすると、次の3つの作用によって血行が改善されます。

まずは「温熱作用」体が温まり血流がよくなることで血行が促進されます。
次に「水圧作用」水圧によって血管が圧を受け、血行がよくなります。
最後に「浮力作用」浮力によって筋肉の緊張がほぐれ、血行がよくなります。

リラックス効果が特に高いのは、37~39℃のお湯に、20~30分ほどゆっくりつかる方法。リラックスできるだけでなく、体の奥までしっかり温まるため血行をよくする効果が長く続きます。
できれば就寝の2~3時間前に入浴すると、寝る前にはほどよく体温が下がり、寝つきがよくなりますよ。

下半身を温める服装を心がける

洋服イメージ画像

子宮機能を高めるためには、特に腰回り・下半身を温めることが大切。下半身の血行をよくできれば、子宮への血流もよくなり生理に伴う不調の改善に役立ちます。
下半身を温める方法としては、温かい靴下を選ぶ、腹巻をする、足元にショールや毛布をかける、カイロを腰やおなかに貼るといった方法がおすすめですよ。

仕事で座りっぱなしの場合などは、特に血行が悪くなりがち。ショールを1枚持ち歩けば、寒さを感じたときにさっと足元を温められます。

締め付けの少ない服や靴を選ぶ

靴イメージ画像

血行をよくするためには、締め付けの少ない服や靴を選ぶようにしましょう。

特に、下半身を締め付ける服装は子宮周りの血行を悪化させてしまいます。また、血行をよくするといわれる着圧レギンス・着圧ソックスでも、長時間の使用やサイズの合わないものを使用した場合には逆効果になる場合もあります。
加えて、デスクワークの方は履物にも注意しましょう。できればハイヒールなどの硬い靴を履き続けることは控え、締め付けの少ない靴に履き替えられるといいですね。

血行をよくするツボを押す

次に、血行の改善に効果があるとされるツボを5つご紹介します。仕事の休憩時や寝る前など、気づいたときでいいので、ぜひツボ押しを続けてみてください。
ツボを押すときは、指のはらで優しく押します。気持ちいいと感じる程度の強さで、3~7秒かけてゆっくりと数回押していきましょう。
なお、はっきりとした位置がわからない、押すのが面倒という方には、ツボの上からカイロを当て、じんわり温める方法もおすすめですよ。

気海(きかい)

■位置……おへその指2本分下にあるツボ

全身の血行を促進し、体を温める効果があります。

血海(けっかい)

■位置……ひざの皿の内側上部から指3本分上にあるツボ

血のはたらきをよくし、生理不順や生理痛の緩和に効果があります。

三陰交(さんいんこう)

■位置……足の内くるぶしから指4本分上で、すねの骨のキワにあるツボ

不調の改善に万能なツボといわれ、婦人科系の不調にも効果があります。

照海(しょうかい)

■位置……足の内くるぶし下から親指1本分下にあるツボ

下腹部を温める効果があり、婦人科系の不調改善に役立ちます。

足三里(あしさんり)

■位置……ひざの皿の下側から指4本分下の、すねの外側にあるツボ

ダイエット、美容にも用いられるツボで、血行をよくし体を温めるほか、むくみを改善したり、胃腸を整えたりする効果もあります。

まとめ

「生理を早く終わらせたい」「生理痛から早く解放されたい」そんな方は、血行をよくする工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか。
生理に伴う不調改善のポイントは、血行をよくすること。

血行をよくするためには、生活習慣などの日々の積み重ねが大切です。ぜひ本記事を参考に、運動、服装、入浴、ツボなど、血行をよくする習慣を続けてみてくださいね。
毎日の習慣づくりから子宮機能を整え、毎月の生理に悩まない体を手に入れましょう!

参考

生理痛ひどい|原因と症状・生理痛を和らげる方法【公式】大阪にある心斎橋駅前婦人科クリニック

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